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はりよし本社・工場
1946年、初代はりよし、岸本喜男の喜の字を草書体にした「㐂」をあしらった従来のロゴマーク。喜びの体験を世の中に広めたいという気持ちが込められている。
播州下久米村(現兵庫県加東市下久米)の庄屋であった小寺彦兵衛が土佐で得た技術が「播州鈎」の始まりといわれています。 その後、播州エリア(小野市・加東市・西脇市)の地場産業として根付いた播州鈎製造の伝統技術を継承し、 時代とともに進化させてきたのが釣針メーカーはりよしです。
お客様の多様なニーズに応えることができる 「多品種少量生産」を実現するため、 はりよしではほぼすべての工程をワンストップで行っています。 これは分業体制が一般的な釣針製造業界では珍しいことです。 また、尖頭、焼入れ、戻しなど、日々調整を行い 針の強度を高めるなどして、 高品質かつ適正価格の商品を展開しています。
はりよしの技を継承する職人。 一本一本に心をこめて、 理想の鈎の姿を追求する。
そんなはりよしの名を決定づけたのが、 2010年に先代社長が開発した「ウェーブライン」です。 釣針の軸の部分に波形状の凸凹を入れて 高低差をつけたこの商品は、 水中で光が乱反射するため集魚力に優れており、 他社の追随を許さないベストセラー商品として 多くのファンを集めています。 このように常に伝統の技と新たな技術、 そして現代のニーズに合わせた 様々な商品の開発に取り組んでいます。
はりよしのベストセラー商品、 ウェーブライン。 独自の製法が奇跡の集魚力を生んだ。
播州の鈎製造業界は歴史がある一方で継承者不足が問題となっています。そうしたなか、先代社長の孫である現社長、岸本敬太が事業を継承した際には、ある想いがありました。その想いとは、はりよしの技術やこだわりを世に伝え、喜びの体験をしていただく、さらに地球環境を考えることによって、世界を明るくすることです。その想いを日々、釣針に込めています。 近年、市場は中国メーカーの進出により、安価な大量生産で凌ぎをけずるレッドオーシャンとなっています。そこで、はりよしでは高品質な製品作りにこだわり、多品種少量生産のブルーオーシャンにて独自の事業展開を行っています。そうしたことから、従来のB2Bに加え、ファミリー層にも受け入れられる体制づくりを目指しています。 同時に、ビジネスを拡大させるだけでなく、海を愛する気持ちを軸に、エコロジーへの意識を企業メッセージとして伝えていきたいと考えます。環境負荷の低い「よい針」を、海を愛する釣り人たちに届けたい。その想いを新たなはりよしのブランドイメージとして位置付けてまいります。
4代目となる代表取締役岸本敬太。 はりよしの将来を地球環境の未来と 重ね合わせて考える。
あらたにリニューアルされた はりよしのロゴ。 本来の老舗感を活かし、 モダンなタッチで再構成。